10億件の学習データが教える 理系が得意な子の育て方

公文をはじめた長女(5歳)がどうも算数が苦手というか、楽しくなさそうだなと思い、私自身も理系が極端に苦手かつ成績も悪かったので気になっていました。タブレット教材の会社の社長が書いた本で、「ある時突然成績の悪くなる子の学習データを遡ると何年も前に学習したところにつまづきの種があった」りする、とか、印象で書いてないところが好きで読みました(子供の時算数できないと根性論的な形でひたすらドリルやらされて嫌でしかたなかった子供の時の自分が「ふーん、ならよんでやろうか」みたいになったというか)はじがきの、算数に得手不得手はあっても学校の算数程度なら誰でもできる(算数オリンピックで優勝するくらいだと才能がいるけど)に、その通りだなと、「算数苦手(才能ないから)」って自分言ってたけど確かに逃げ口上だったなと。算数を構成してるいろんな要素を分解して、この概念が理解できてないとこの系統の問題ができなくなる、というものから、夜の勉強はなぜ成績があがらないか、ご褒美のあげ方、親が頑張るほど子供の成績がさがるケースはなども書かれてて、小学校に入る前にこの本に出会えてよかったなと思いました。なにより、読んでいて自分自身が「あー、、、ここでつまづいたんだ私」みたいな発見がたくさんありました。私が小さい時もこういう本あったら、算数ドリル地獄にならなかったのに....笑でも自分の娘を算数ドリル地獄に落とさずに済みそうです！